Multiculture Education

多文化共修教育

金沢大学の特色である分野横断型のGS科目を柱とした学士課程から大学院博士前期・修士課程までの体系的なリベラルアーツ教育を軸に多文化共修を実現します。

金沢大学 < グローバル >
スタンダード(KUGS)

  • 社会の一員として自己の使命を国際社会で積極的に果たす
  • 知識基盤社会の中で中核的なリーダーとなる
  • 常に恐れることなく現場の困難に立ち向かえる能力・体力・人間力を兼ね備える

6つのスタンダードを設定し、それぞれに対応した科目をGS科目として開講

スタンダード1 自己の立ち位置を知る
スタンダード2 自己を知り、自己を鍛える
スタンダード3 考え、価値観を表現する
スタンダード4 世界とつながる
スタンダード5 未来の課題に取り組む
スタンダード6 新しい社会を生きる

学士課程共通教育だけでなく、学域、大学院においても手厚くGS科目、大学院GS科目として開講

この地域で学ぶことに意義があるテーマについて学ぶプログラム

学士〜博士前期・修士課程までの一貫したGS科目という分野横断型の科目を柱に、
全学に多文化共修を展開します。

1

導入科目 ー 1年次全学生必修

導入科目は、充実した大学での学びや大学でどのように充実した学びを進めていくのかといった大学生活に関する基本を学ぶ「大学・社会生活論」、「データサイエンス基礎」、「国際・地域概論」の3つの授業科目から構成します。これらの科目に,地方公共団体や企業からの実務家を講師として招いた授業,留学生とのディスカッション,留学経験者の体験談や留学プランの作成、あるいは外国人留学生とのディスカッションを含む多文化共生社会に関する内容を取り入れ、学士課程の学びにおける多文化共修や問題解決型の学びの意識づけを図ります。

2

多文化共修Basic

学生に多様な背景を有する人達とのワークを通して物事の捉え方が多様であることや多様な人達との協働の重要性を認識させる全学生必修の科目です。また、多文化共修 Basicでは、多様な文化的背景に基づいた多角的な視点で学び合う経験を経て、学生自身のマインドセットの変容を促し、「多様な文化的背景を持つ他者とコミュニケーションをとる態度」の獲得を重視しています。そのため、外国語による作文や会話における生成AIの活用も認め、全ての学生が自分の考えをアウトプットできる能力を高めることを主眼においています。多文化共修Basicは、GS科目KUGS実践(仮称)及びGS言語科目 EAP(English for Academic Purposes)Ⅰ~Ⅳの科目により構成します。

共通教育 GS科目
「KUGS実践(仮称)」

グループワークやディスカッションなど、日本人学生と外国人学生が共に学ぶ授業です。地域・産業界の皆様のご協力を得ながら、国際協力の在り方、ジェンダー・人権問題、AI(人工知能)との関わり方など、 世界及び地域の課題を共に解決していきます。

3

多文化共修Advance

多文化共修 Advanceは選択必修の位置付けとし、一定レベル以上の語学力と多文化共修に意欲的な学生を対象に実施します。留学生とのグループワーク等を通して、国際人として求められる多文化共生の態度と資質・スキルの向上を目指しています。

4

多文化共修特設プログラム

防災・復興や文化といった金沢で学ぶことに意義がある分野を、多文化共修特設プログラムとして展開します。